「返信不要」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「返信不要」の意味
言葉からすると、「返信は要らない」の意味になります。
「返信不要」の敬語での使い方や表現方法
「返信不要」の意味は「返信不要」になりますが、本来は相手の方に返信して頂く手間を省いてもらう気遣いから、使っています。
それなのに。
折角、「返信不要です」と良かれと思って記載しても、相手から、「冷たい人」と不快に思われるのは損な事です。
「特に、問題点やご不明な事が無ければ、返信はご無用に願います」、「この後のお返事はお気遣いなさらないようお願いします」という表現方法が相手を不快にさせずに済みます。
少し、丁寧さのレベルを下げると「本メールへの返信は不要に願います」、「返信はご無用です」という表現方法になります。
ITの発達によって、メールは便利なツールですが、受け取る側からすると、何処で、終わりにするべきかを悩む際があります。
また、送った側も、メールに埋もれて読んでいないのではないか、確認しているのだろうかと気になる物です。
ビジネスメールでの暗黙の良いルール
A. 相手から、連絡やお知らせなどが届いた場合、全体宛に送付しているケースでは、読んだ旨の返信は不要です。
返信が全員から届いても、送り主は迷惑になってしまいます。
B. 「返信無用」の記載がなく、特定者、自分だけにメールが届いた場合、問題が無ければ、端的に「承知しました。
や「委細承知しました」と返信するのが丁寧なやり方です。
送り主に確認したか否かを明確にしてもらう為です。
勿論問題があれば、その旨を記載して、メールは継続していけばよいわけです。
C. 今回の本論ケースで、相手側に問題・不明点がなく、特定者や個人宛にメールを送っている場合、「特に、問題点やご不明な事が無ければ、返信はご無用に願います」の様な表現を最後に付けます。
上記が一応のマナー、気遣いですので、覚えておくと良いです。
「返信不要」の言い換えや使用例
・『この後のお返事はお気遣いなさらないようお願いします』
・『問題や不明点があった場合のみ、ご連絡を頂ければ幸いです』
上の例では出来るだけ丁寧度の高い表現方法の記載を挙げました。
まとめ
相手の手間を気遣って、「返信不要」と記載したのに、相手に不快に思われては、後味が悪いです。
お客さんは一度きりのお客様もいれば、リピータの方もおられるでしょう。
だからこそ、その様な気配りはしておきたいものです。
上手く活用して下さい。