この記事では「急なお願いにもかかわらず」という言葉について説明していきます。
「急なお願いにもかかわらず」とは?
急な依頼に対応してくれたことに感謝するというときに使う言葉で、「急なお願いにもかかわらず快く対応していたたきありがとうございました」など、急なお願いが果たされた場合のお礼として使われます。
この急なお願いが断られた場合は「急なお願いで申し訳ありませんでした」などの言葉で急に頼んだことをお詫びするということになるため、基本的に感謝の意図を伝える場で使われる言葉となっています。
お礼の言葉であり、口頭で最も使う可能性が高いですが、メールでも使うことがあります。
手紙は意図とやや離れるためしばらく前を振り返ってという使い方で使う程度でしょう。
「急なお願いにもかかわらず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
まず「急なお願いにもかかわらず」単体で使うということはほとんどなく、社員同士の会話で、お願いを聞いてくれた人がいない場でその人を褒めるというケースで「いい仕事だった。
急なお願いにもかかわらず」などという会話で使うという非常に稀なシチュエーションとなります。
願いを聞いた当人にはお礼が必要になります。
「急なお願いにもかかわらず対応していただきありがとうございました」であればビジネスでは修理関係など緊急を要するケースで使うケースが見られるでしょう。
「急なお願いにもかかわらず」を使った例文
・『急なお願いにもかかわらず、迅速な対応をしていただきありがとうございました』
修理業者へのお礼、社内では急な業務をしてもらって完遂してくれた社員へのお礼としての例文です。
イレギュラーなことが含まれていると言えます。
・『急なお願いにもかかわらず、ありがとうございました』
お礼としての使い方で、頼む、依頼するということが発生しての使い方で、困っていたら助けてくれたというケースでは使いません。
・『急なお願いにもかかわらず、来ていただいてありがとうございました』
緊急招集に対するお礼というケースでアルバイトのシフトミス、社員が急に大量に休んだなどのイレギュラーが背景にあります。
「急なお願いにもかかわらず」の類語や敬語での言いかえ
「急ぎでお願いしたにもかかわらず」など言葉を多少変えた類語はありますが「急」という言葉を使わない類語はあまりなく、「無理なお願いにも関わらず」は意味がやや広くなっていると考えられます。
「急なお願いにもかかわらず」の類似表現
「急に頼んだのに」という言葉では丁寧さは薄れますが類語とは言えます。
「急なお願いにもかかわらず」の敬語表現
敬語であり、その後ろにつける言葉も敬語にする必要があります。
「急なお願いにもかかわらず」の返答や返信例
「こちらこそありがとうございました」はシチュエーションを問わず返せる部分はあります。
エピソードを伝えることも可能です。
まとめ
急なお願いにもかかわらずという言葉はイレギュラーな出来事が会って頼まざるを得ないというケースでの言葉で、あまり連続的に同じ相手に使うべきではないと言えるでしょう。
