使い方が分からない表現があると、困ってしまうもの。
「連携を深める」の正しい使い方と意味を見ていきましょう。
「連携を深める」とは?
連携を深めるとは、さらに仲良くすることをいいます。
関係性を良くして、以前より結びつきを強くすることをいいます。
もともと連携は「連絡を重ねること」をあらわします。
また「深める」は「親睦を深める」や「友好を深める」のように、他者と親しくする時の表現です。
連絡回数を増やして、色々な部門で協力し合うことを「連携を深める」と呼んでいます。
「連携を深める」の使い方や使われ方、使うときの注意点
今まで以上に交流を重ねること、連絡を小まめに取り合うことを「連携を深める」と呼んでいます。
連携は同じ目的に向かって協力するというニュアンスもあるので、密接なやり取りをしたい時に取り入れていきましょう。
他部署と協力して共同チームを作る時、あるいは関係機関と足並みを揃えたい時に使われています。
一方で「連携を深める」は、社外の方に用いるのは少々注意したい表現です。
こちらから「連携を深めませんか」というと、高圧的に聞こえてしまい先方も戸惑ってしまいます。
落ちついた言い方も学んでおき、日常業務に役立てていきましょう。
「連携を深める」を使った例文や文章
・『他部署と連携を深めるための、良いアイデアはありますか』
・『連携を深めることによって、相乗効果が期待されています』
「連携を深める」の類語や言い替え
似ている表現に「密なコミュニケーション」があります。
この場合の「密」は、やり取りを活発にすることをいいます。
そのため「小まめにやり取りする」というニュアンスで用いられています。
「新入社員の方を不安にさせないよう、密なコミュニケーションをお願いします」がひとつの例です。
このほか言い替えの表現に「提携する」や「協力を仰ぐ」があります。
提携は企業間同士のつながりをいいます。
また「協力を仰ぐ」は、こちらからお願いして助けを借りることをいいます。
覚えておきましょう。
まとめ
「連携を深める」を解説しました。
言葉の意味を知って、語彙力を付けていきましょう。