会議の中で使われる、人に対する指示を表す言葉には、「賛同します」というものがあります。
これにより会議やプロジェクトの進捗に繋がるのですが、使い方を間違うことはできません。
どのように使っていくかなどを確認してみましょう。
「賛同します」とは?
他者が出した意見や提案などに、自分として賛成や同意や支持の立場を表明する時に使われる表現です。
「賛同します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会議で出された意見に同意したり、仲間が提出した計画を承認したりと、何かと人に賛同する機会があります。
その時に「賛同します」と言葉に出して、相手を支持していることを伝えることが可能です。
これは日常の会話ではなく、比較的重要な決定に対して口頭で用いられるもので、文書の中ではあまり使われません。
用いる場合には「私も」「弊社としても」などのように誰が賛同しているかを明らかとするのは適切です。
また「本プロジェクトに」などのように、何に賛同するかも明確とすることができます。
賛同する物事の内容がしっかりとして揺るぎないことを、事前に確かめる必要があります。
もし問題のある事柄に賛同しては、後で責任を取る立場に変わってしまうからです。
またこの表現は目上に対し、適切な形に言い替えが必要かも知れません。
「賛同します」を使った例文
・『個人的には今回の新しいプロジェクトに賛同します』
・『弊社としてもご意見に賛同しますが、できるだけ詳細を煮詰めて行きたいと考えています』
「賛同します」の類語や言い替え
「賛同いたします」は、上の表現を一層うやうやしい形としたものです。
「同意します」は、同じ意見のことであり、賛成や承諾の意味があります。
「賛成します」は、他人の意見に同意するとの意味で、賛同や同意と似た表現です。
「支持いたします」は、他人の意見に賛同した上で、後押しをして行くことを表明する言い方になります。
「おっしゃる通りです」は、目上の人に対して同意を告げる丁寧な言い方です。
まとめ
相手の意見などに対して賛成や支持を表明する言葉が、「賛同します」なのでした。
これはその賛成する物事に、問題がないことをよく確かめて使うことが大切です。
また目上に対して言うなら「賛同いたします」のような、うやうやしい形も考えてみると良いでしょう。