忌引きの連絡を入れたい時に、どう文を組み立てるべきか悩むことがあります。
「家族に不幸があり」の使い方を見ていきましょう。
「家族に不幸があり」とは?
この場合の「家族」とは、近しい人たちをいいます。
配偶者や両親、そして子供を含んでいます。
「不幸」とは悲しい出来事を指し、逝去をいいます。
「家族が亡くなったので」という解釈ができます。
「家族に不幸があり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「家族に不幸があり」は忌引き休暇を、申請する時に用いられています。
最愛の人とお別れした後は会社の連絡さえ億劫に思えますが、最愛の人との最期の時間を大切に迎えるためにも、業務連絡は適切に済ませておきましょう。
「突然のことで私も気が動転していますが」や「突然のご連絡で恐れ入りますが」とひと言そえると、自分の心も落ちつかせることができます。
繁忙期にお休みをいただかざるを得ない時は「このようなお忙しい時期に恐縮ですが」とひと言入れて、職場に対する気遣いも欠かさないようにしましょう。
社会人としての誠実な振る舞いが、きっと旅立つご家族へのはなむけになってくれます。
「家族に不幸があり」を使った例文
・『家族に不幸があり、本日はお休みいたします』
・『家族に不幸があり、忌引き休暇をいただきたく存じます』
「家族に不幸があり」の類語や言い替え
似ている言い方に「家族が入院したため」があります。
同居している義理の家族、あるいは自分の両親がけがや病気で入院する時に使います。
緊急の手術を実施することになり、付き添いが必要な時はこうした表現を取り入れていきましょう。
「突然のご連絡申し訳ありません。
家族が入院したため、本日はお休みさせていただきます」がひとつの例です。
言い替えの表現に「身内に不幸がありまして」や「身内の不幸のため」があります。
家族を身内に直しているので、フォーマルな言い方に変化しています。
まとめ
「家族に不幸があり」を解説しました。
緊急時の表現を学んでおき、もしもの時に役立てていきましょう。