ここでは「これからどうぞよろしくお願いいたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「これからどうぞよろしくお願いいたします」とは?
「これからどうぞよろしくお願いいたします」は、グループや組織などに新しく加わった際の最初の挨拶によく使われる表現です。
それにあたって、これからよろしくお願いしたいという意味になり、「本日よりこのプロジェクトに加わることになりました○○です。
これからどうぞよろしくお願いいたします」のような用い方になります。
このように、加わる側が使う表現になることがほとんどで、先の例で元からそのプロジェクトに居た側が用いるには向いていません。
そちらとしては、このように使われた時に「こちらこそ、よろしくお願いします」などといった返答になるのが通例です。
「これからどうぞよろしくお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「これからどうぞよろしくお願いいたします」は、先のように、新たな環境に加わる側がその最初の挨拶で用いる表現になります。
気をつけるべき点として、少し形を変えて「これから“も”どうぞよろしくお願いいたします」と途中に「も」と加えると、全く異なる表現になり、これからも今までと同様によろしくお願いしたいという意味になります。
口語で使う時にはこちらと間違えることはまずありませんが、文章だとつい「これからも」としてしまうことがないとは言えないため、それには注意してください。
「これからどうぞよろしくお願いいたします」を使った例文
・『色々とご迷惑をおかけするかも知れませんが、これからどうぞよろしくお願いいたします』
・『何かとお世話になるかと存じますが、これからどうぞよろしくお願いいたします』
「これからどうぞよろしくお願いいたします」の類語や言い替え
・『今後ともよろしくお願いいたします』
前述した「これから“も”どうぞよろしくお願いいたします」とした時の言い替えになり、どちらも主に他社を相手に対外的に用いられる表現です。
分かった上で「これからも〜」と使う場合にはこちらの方がビジネス向けになるので、覚えておくといいでしょう。
まとめ
「これからどうぞよろしくお願いいたします」は、新しい環境に加わる際の最初の挨拶として用いる表現になります。
口語、文章のどちらでも使うことができるので、その一同を前にした挨拶にも向いており、誰を相手に用いても失礼にはならない丁寧な表現です。