「ご共有まで」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「ご共有まで」とは?
「ご共有まで」とは、「自分の持っている情報・知識を相手ととりあえず共有すること」を意味しているビジネス用語です。
「ご共有まで」というのは、「自分と相手で同じ情報・事情を共有しておきたいこと」を示唆している言葉なのです。
「ご共有まで」の「まで」は、「その行動や物事がそれ以上には及ばない・現時点において取り急ぎ」を意味しています。
「ご共有まで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご共有まで」のビジネス用語は、「自分の知っている情報や事情を相手と一緒に共有する(共有したい)場合」に使うという使い方になります。
「ご共有まで」は、「現時点において共有できる範囲で取り急ぎ」といったニュアンスで使われる言葉です。
会話の話し言葉よりも、ビジネスメールの書き言葉として使われることの多い言葉です。
使うときの注意点は、「“ご共有まで”には丁寧かつ詳細に共有するといったニュアンスまではなく、“現在の時点でとりあえず共有する”というニュアンスになるので、目上の相手に使うのは控えたほうが良いフォーマルな場面もある」ということです。
「ご共有まで」を使った例文
・『次の人事異動で○○さんがパワハラを理由に左遷されるそうで、ご共有までにお知らせしておきます』
・『ライバル企業が御社の製品の性能を上回る新商品を発表するという話を耳にしましたので、ご共有までにお伝えいたします』
・『現国会の法改正によって今までのような誇大広告を出稿することはできなくなるようです。ご共有までにご連絡いたしました』
「ご共有まで」の類語や言い替え
「ご共有まで」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『取り急ぎご共有させてください』
・『とりあえずご共有させていただきたい』
・『ご報告まで』
・『ご連絡まで』
「ご共有まで」の「まで」という副詞は、「現時点において取り急ぎ」の意味を持っています。
その意味合いから、「取り急ぎご共有させてください・とりあえずご共有させていただきたい」などの類語を考えることができます。
ビジネスメールなどで「ご共有まで」と同じような意味合いで使える類語として、「ご報告まで・ご連絡まで」を挙げることもできます。
まとめ
「ご共有まで」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「ご共有まで」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
