「広がる」と「広まる」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「広がる」と「広まる」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「広がる」「広まる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「広がる」とは?

落とした液体が広範囲に広がっていくさまを「広がる」【ひろがる】といいます。

使い方としては、湯のみを倒すとお茶が机の上にこぼれて「広がる」ので、すぐに拭く必要があるのです。

他の使い方としては、どこまでも「広大な土地が広がる」といった使い方して、どこまでも同じ光景が見えると伝えます。

主に、人が手を出すことで範囲が大きくなってしまったり、自然現象によって亀裂の長さが長くなるのです。

「広まる」とは?

人々の間に噂が広範囲に伝わることを「広まる」【ひろまる】といいます。

例えば、芸能人が不倫していることがテレビのニュース番組から日本中に伝わっていくことを指すのです。

このようなところから、感染症が人々に広まってしまい、感染者が爆発的に増えていく様子を表します。

このように、あまり良い状況ではないときに使われている言葉であり、事柄の範囲がいっきに「広まる」様子を耐えられるのです。

「広がる」と「広まる」の違い

ここでは「広がる」「広まる」の違いを、分かりやすく解説します。

人が加担することで広範囲に液体が流れてしまうことを「広がる」といいます。

ときに津波の被害が広範囲に広がってしまう様子を指すのです。

もう一方の「広まる」は数人の人しか知らなかったのに、どんどん数を増やしていく様子を指します。

「広がる」は力が加わって今の状況が悪化する様を表しますが、「広まる」は噂や感染症が広範囲に広がっていく様子を伝えられるのです。

「広がる」の例文

・『元気が良い馬は果てしなく広がる草原を思い切り駆け回る』
・『癌細胞が全身に広がる患者は手術ができないと家族に伝えた』

「広まる」の例文

・『牧場が潰れると不吉な噂が関係者の間で広まる』
・『生徒会長が虐めに加担していた過去が学年中に広まる』

まとめ

「広」を使っていますが、「がる」「まる」によりまた違った使い方ができます。

どのような状況で使われているかに注目して、使い分けてみるといいでしょう。

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