「重ねてお願い申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「重ねてお願い申し上げます」とは? ビジネス用語

「重ねてお願い申し上げます」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「重ねてお願い申し上げます」とは?

「注意して、念入りにお願いします」と言うべき際に用います。

「重ねてお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

使う際の注意点は、多用しない、文章中のあちこちに使用しない、協調したい個所に用いる、文章の最後に記載すると、文章自体が引き締まる等です。

お願い事項が少ない場合は、協調箇所あるいは文末のみにしておくのが良いです。

「重ねてお願い申し上げます」の正しい文章表現

お願い事項が複数ある場合はよくある事です。

その場合、予め、何点のお願い事項があるのかを文頭で記載しておくと、お相手に依頼項目数は明確になります。

お願い事項を平分で記載すると、読みづらく、要点がぼやけてしまいます。

2の箇所で記載した様に、文末に記載しておくと、文章がスマートに引き締まり、自分と相手の双方で分かり易く、その後のやり取りで修正する際にも、何をお願いしたのだったのか忘れてしまったと言うリスクを避ける事が可能です。

複数の依頼事項がある場合は、依頼事項毎に番号を付けておくと、その後のやり取りで、依頼事項了承のOK,NG、あるいは修正等のやり取りがスムースに行なう事が可能になります。

一件目のお願い:(依頼説明)。

二件目のお願い:(依頼説明)、三件目のお願い:(依頼説明)。

以上、重ね重ねお願いします。

上は悪い例ですが、だらだらと書いた様に不快な思いを相手に思われかねない事は分かるでしょう。

まだ、お願いしている段階の為、これから、相手と承諾に打ち合わせ、メールのやり取りを行なうにおいて、送った自分も後から見ても、その後の相手の意図も分かりにくくなってしまいます。

【正しい文章例】
今回、お願いしたい事が5点あり、メールにて、お願い事項をまとめましたので、お送りします。

1点目
今回から、発注のやり方が変わりました。

後ほど、担当者の方から、連絡すると思います。

1週間程度で連絡、やり方、書類届く手筈ですが、到着しない、連絡がない場合は、お手数ですが、私の方まで、ご一報下さい。

こちらも初めての事ですので、重ねお願い致します。

2点目
作業進捗はこれまで通り、一週間単位で構いませんので、私宛に、メールでお願いします。

3点目
作業工程3の時点で、一度、こちらから御社へ伺って、状況を見せて頂きたいので、ご検討下さい。

4点目
検収を上げる都合上、納期は3か月後、XX必着必須となります。

遅延が発生する場合は、早めにご連絡下さい。

ご多忙の処、弊社の都合で、変更面があり、お手数を掛けますが、重ねてお願い申し上げます。

お願い事項の文面のみを例で示していますので、ビジネスメールで、お送りする文書一式を記載していませんので、ご注意下さい。

「重ねてお願い申し上げます」を使った例文

・『重ね重ね宜しくお願いします』
・『返す返す宜しくお願い申し上げます』
・『大変恐縮ですが、重ねてお願い致します』
・『重ね重ねよろしくお願い申し上げます』

「重ねてお願い申し上げます」の類語や言い替え

「重ねて」は念入りに注意をするという意味で、「十二分に、ご注意下さいますようお願いします」という言い換えも可能です。

意味合いから「慎重に、御取り払い下さいますようお願いします」も可能です。

また、「重ね重ね(重々」とも言えます。

まとめ

「重ねてお願い申し上げます」の使い方のポイント、具体例を纏めました。

協調箇所に使用、文末に使うのが効果的ですので、上手く活用して下さい。

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