馬へんに又で「馭」の読み方とは?簡単に解釈

馬へんに又で「馭」の読み方とは? 読み方

この記事では、「馭」の読み方を分かりやすく説明していきます。

馬へんに又で「馭」の読み方

馬へんに又と書いたこの漢字は【ぎょ】と読みます。

【ぎょ】は音読みで、他に訓読みで【おさめる(馭める)】、【馭る(のる)】、【あやつる(馭る)】、【すべる(馭べる)】という読み方もあります。

「馭」の意味や解説

「馭」という漢字には、大きく分けると二つの意味があります。

一つは、「馬に乗る人」「馬を操ること」という意味です。

もうひとつは、「おさめる」「使いこなす」という意味です。

また、貴人に従って仕えるという意味もあります。

昔は馬に関連した言葉に用いられてきましたが、現在では、馬とは関連しない物事に対しても、うまくおさめたときやコントロールできたときに使われています。

「馭」が使われる多くの熟語では、「馭」「御」という漢字と入れ替えて記述することも可能です。

「馭」の熟語での使い方や使われ方

・『馭者』【ぎょしゃ】
馬車の前方で馬に乗って、馬を操り、馬車を操縦する乗り手のこと。

「御者」とも書く。

古くは「馭丁」【ぎょてい】とも呼ばれた。

「馭丁」は森鴎外『舞姫』に用例がある。

・『馭法』【ぎょほう】
馬の取り扱い方、という意味。

転じて乗り物を動かす方法、という意味でも用いる。

競馬でムチの使用法やコース取りなど、馬の乗り方について示すときに使う「御法」【みのり】という言葉は、この【ぎょほう】から来ている。

・『控馭』【こうぎょ】
馬を思いのままに扱うこと。

転じて、人を自分の思いのままに巧みに操ること。

同じ意味の「控馭之術」【こうぎょのじゅつ】という四字熟語も存在する。

まとめ

馬へんに又で「馭」という漢字は、【ぎょ】と読みます。

主に、馬を操ったり乗ったりすることや、乗る人のことを指し示す言葉です。

代表的な熟語には「馭者」があります。

現代では「御」という漢字に置き換えて使われていることの多い文字です。

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