田へんに圭で「畦」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

田へんに圭で「畦」の読み方とは? 読み方

この記事では、「畦」の読み方を分かりやすく説明していきます。

田へんに圭で「畦」の読み方

「畦」という漢字は訓読みでは「あぜ」「うね」と読み、音読みでは「ケイ」「エ」「イ」「スイ」と読みます。

「畦」の意味や解説

「畦」には「あぜ(耕地の区切り)」「さかい」「うね(田畑で種をまく所)」という意味が含まれています。

「畦」は区画された耕地や狩猟地の象形である「田へん」に縦横の線を重ねた幾何学的製図の象形である「圭」を組み合わせ、「田畑の境のあぜ」「境界」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「畦(あぜ)」「水を貯め、通路や境界とするために、水田と水田とのあいだに土を盛り上げて作った小さな堤」「鴨居や敷居で、溝と溝とのあいだにある仕切り」を意味する言葉です。

そして、「畦(うね)」「作物の種を撒いたり、植え付けたりするために、畑の土を平行に幾筋も盛り上げた場所」「高いところと低いところが幾筋にも平行して連なった形や物」を意味する言葉になります。

「畦」の熟語での使い方や使われ方

・『畦道』【あぜみち】
「田と田のあいだの細い道」を意味する言葉であり、「畔道」とも表記されます。

・『畦編み』【あぜあみ】
「表目と裏目を交互に編む編み方」を意味する言葉であり、編み目が畦のように見えることに由来します。

・『畦豆』【あぜまめ】
「田んぼの畦につくる大豆」を意味する言葉です。

・『畦塗り』【あぜぬり】
「田の水が漏れるのを防ぐ目的で、壁土状にした土を畦に塗り、固めること」を意味する言葉です。

まとめ

「畦」は訓読みでは「あぜ」「うね」と読み、音読みでは「ケイ」「エ」「イ」「スイ」と読む漢字でした。

そして、「畦」には「あぜ」「さかい」「うね」という意味が含まれています。

タイトルとURLをコピーしました