この記事では、木へんに比で「枇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに比で「枇」の読み方
「枇」という漢字の音読みは「ヒ・ビ」、訓読みは「さじ・くし」になります。
「枇」の漢字を「ヒ・ビ」という音読みで読むのは、主に「枇杷(びわ)」という果物の名前を読むときです。
「枇杷に関連する各種の熟語」において、「枇」は「ヒ・ビ」と音読みされます。
「枇」には「さじ・くし」という木製のさじやくしを指す訓読みもありますが、一般的には「枇」よりも「匙(さじ)・櫛(くし)」といった漢字が使われています。
「枇」の漢字の意味や解説
「枇」という漢字は、「バラ科ビワ属に分類される常緑高木で、6月の梅雨どきに黄色(オレンジっぽい黄色)の美味しい果実をつける果物」を意味しています。
「枇」の漢字には、「木でつくられたさじ(匙)」の意味もあります。
あるいは「枇」の意味として、「一つ一つの目が細かい木製のくし(櫛)」も挙げることができます。
「枇」の熟語や名前・地名での使われ方
・『枇杷』【びわ】
「バラ科ビワ属に分類される常緑高木で、6月頃に甘くて弱い酸味のある黄色い果実(黄橙色の果実)をつける樹木」を意味しています。
・『黄杷』【わんぴ】
「中国大陸の南部が原産地で、ミカン科に分類され果実が食用にできる常緑小高木」を意味して使われています。
・『枇本』【ひもと・びもと】
「枇を使った珍しい名字」の一つです。
・『枇杷田』【びわた・びわだ】
「枇を使った名字」になります。
・『枇杷木』【ひわき・びわき】
「枇を含んでいる珍しい名字」です。
・『西枇杷島町北二ツ杁』【にしびわじまちょうきたふたついり】
「愛知県清須市」に実際にある地名になります。
・『枇杷庄』【びわのしょう】
「京都府城陽市」に実在する地名として使われています。
・『枇杷野』【びわの】
「青森県上北郡野辺地町」に実際に存在する地名として使っています。
まとめ
この記事では、木へんに比と書く「枇」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「枇」という漢字について詳しくリサーチたいときには、この記事の解説を確認してみてください。