木へんに干で「杆」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに干で「杆」の読み方とは? 読み方

この記事では、「杆」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに干で「杆」の読み方

この漢字は、音読みで「カン」、訓読みで「たて」「てこ」と読みます。

「杆」の意味や解説

この漢字には3つの意味があります。

1つめは「てこ」です。

てこ棒を意味します。

「てこの原理」という言葉を聞いたことがあると思います。

棒の途中においた支点を中心にして棒が動き、小さな力を大きな力に変えることができます。

物を動かすときやハサミなどに応用されています。

2つめの意味は「たて」です。

盾のことを意味します。

盾は、矢や石などの武器から身を守るための道具です。

手に持って使用するものと、地上に並べて使用するものとがあります。

大きさ、形状、使用する素材はさまざまです。

3つめの意味は「てすり」です。

階段や橋などに設置されている、横木や柵を指します。

人がつかまるために設置されているものです。

「杆」の熟語での使い方や使われ方

・『槓杆』【こうかん】
てこのことです。

棒の途中においた支点を中心にして、棒が動き、小さな力を大きな力に変えることができます。

クギ抜き、プルタブ、缶切り、トングなど、さまざまなものに応用されています。

・『欄杆』【らんかん】
人が落ちることを防ぐために、また装飾のために、橋や階段などに設置された柵状のものです。

「杆」という漢字ではなく「干」という漢字を使って書くこともあります。

・『杆状体』【かんじょうたい】
脊椎動物の網膜に存在する視細胞のことです。

光の明暗を感知します。

まとめ

この漢字は「カン」「たて」「てこ」と読みます。

欄杆や杆状体など、身近なものにこの漢字が使用されています。

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