尖ったの三角形やV字の形を示す言葉には「楔」があります。
この記事では、「楔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに契で「楔」の読み方
「楔」は音読みで「せつ」や「けつ」と読み、訓読みは「くさび」や「ほうだて」と読みます。
「楔」の意味や解説
「楔」とは尖ったの三角形やV字の形を示す時に使う言葉であり、こちらは建築の道具や材料などが有名です。
「楔」は一端が厚く反対側が薄くなっている形状が特徴であり、こちらは打ち込むことで材料を割りやすくする効果と、物体同士を離れにくくする効果があります。
「楔」は比喩として使われることもあり、「楔を打ち込む」は親しい間柄を意図的に悪くする時や勢力を二分する時に使います。
「楔」単体では組織や仲間の絆や結束を強くするものを表す時に使うことが可能であり、文脈によっては正反対の意味を持つので注意しましょう。
「楔」の熟語での使い方や使われ方
・『楔形』【くさびがた】
「楔のような形」を表す言葉であり、こちらは道具や形状に対して使います。
・『楔形文字』【くさびがたもじ】
「古代メソポタミアで使われていた文字」を示す言葉であり、こちらは最古の文字として有名です。
「楔形文字」は粘土板に書かれており、尖った用具で書かれました。
・『楔状』【けつじょう】
「楔のような形状」を表します。
まとめ
「楔」は尖ったの三角形やV字の形を示す言葉であり、こちらは建築の道具や材料として使われることで有名です。
「楔」は打ち込むことで材料を割りやすくする効果と、物体同士が離れにくくする効果があり、こちらは正反対の意味を持ちます。
「楔」はこれ以外にも仲間や組織の絆や結束の強さを示す時にも使います。
