この記事では、「括」の読み方を分かりやすく説明していきます。
手へんに舌で「括」の読み方
括は、音読みでかつと読むべき漢字です。
更に訓読みでは、くくやくびといった読み方が出来ます。
「括」の意味や解説
手へんの横に舌の漢字を付け足す事によって成立した括の漢字は、くくるやしめくくる、まとめるとか中のものを囲む等の意味を表すのです。
他にも、矢の上端の弦を受ける所、といった意味も持っています。
そんな括の漢字は、常用漢字に含まれているため、日常的にそれなりに見掛ける機会がある漢字です。
「括」の熟語での使い方や使われ方
・『括約筋』【かつやくきん】
「収縮により管状とか環状の器官を閉じる作用を行う筋肉」という意味で使われる言葉となっています。
要するに肛門や尿道で排出を調整したり、瞳孔で虹彩の絞りを調節したりする筋肉です。
・『括弧』【かっこ】
「特定の文字や文、語句等を囲う事で別の部分と区別する記号」という意味でこの言葉は用いられています。
括る際の記号の形状により、丸括弧や鉤括弧、波括弧等様々な種類が存在するのです。
・『総括』【そうかつ】
「個々に存在するものを1つに纏める」や「全体を取り纏め締めくくる」といった意味を表現する言葉となっています。
他にも。
「労働や政治運動において、それまでの活動内容や成果といったものを評価したり反省する」という意味でも使用されている言葉です。
まとめ
手へんの横に舌の漢字を加える事で完成した括の漢字は、音読みでかつ、訓読みでくくやくびといった読み方が出来ます。
締めくくるやくくる、まとめるといった意味の他に、やはずという意味も所有しているのです。
加えて括の漢字は、常用漢字の中に含まれています。
お陰で新聞や雑誌、テレビ等のメディアでも使用されているので、日常的にもそれなりに利用されおり、見掛ける事が出来る漢字です。
