この記事では、「娼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
女へんに昌で「娼」の読み方
娼は、しょうと読まれる事が多い漢字です。
ただし音読みの他にも、あそびめという様に訓読みで読む事も可能な漢字となっています。
「娼」の意味や解説
娼の漢字は、遊女やあそびめという意味で用いられる漢字です。
更に、歌舞を演じる事でお客を楽しませる女という意味や、売春を行う女という意味もあります。
そんな娼の漢字は支那語を由来としているものだと、言われているのです。
「娼」の熟語での使い方や使われ方
・『娼妓』【しょうぎ】
「宴会の席で歌ったり、舞を舞ったりする等してお客の相手をする女」という意味や、「特定の地域で公認されて売春をしていた女」という意味で使われる言葉となっています。
・『娼家』【しょうか】
「娼婦を置き、お客をとる家」という意味とか、「妓楼や遊女屋」示す言葉として利用されているのです。
・『私娼』【ししょう】
「公娼制度が認められていた時代に、公認を得る事なく営業していた売春婦」という意味を示します。
つまりは、官庁の許可を得る事なく売春を行っていた女を指し示す言葉です。
まとめ
娼は、音読みとしてはしょう、訓読みとしては、あそびめという風に読まれている漢字となっています。
もっとも娼は、中国語から入って来た漢字であり、ぴいといった読み方が行われるのです。
そんな娼の漢字は、あそびめや遊女という意味を表す言葉として使われています。
他にも、売春行為をする女という意味や、歌舞を演じてお客を楽しませる女という意味の言葉として利用されているのです。
持つ意味合いからも理解出来る様に、基本的に遊郭が存在していた時代に、使用される事が多かった漢字であり、現代では余り使われていない漢字となっています。
それもそのはずで、娼は常用漢字には含まれていません。
