この記事では、「呻」の読み方を分かりやすく説明していきます。
口へんに申で「呻」の読み方
呻は音読みで、しんと読む事が可能な漢字です。
訓読みでは、うめやうなという読み方が出来ます。
「呻」の意味や解説
文字で表記されたものを目にすれば直ぐに分かる事でしょうが呻は、口へんの隣に申の文字を付け加える事によって誕生した漢字です。
そんな呻は、うめくとかうなる、声をのばすといった意味を有する漢字として、使われています。
総画数は8画で、漢字検定では1級レベルとなっていますが、残念ながら現在では常用漢字から外れているのです。
お陰で普段の生活の場において、この漢字を目にしたり、用いるケースというのは余りなかったりします。
「呻」の熟語での使い方や使われ方
・『呻吟』【しんぎん】
「苦しみうめく事やその様な音」を指し示す言葉として、利用されているのです。
・『呻き声』【うめきごえ】
「痛みや苦しみによって出してしまう低い声」や「威嚇をするために動物が出す吠える声」という意味の言葉として、この呻き声が使用されています。
・『呻く』【うめく】
「苦しさや痛さにより思わず低い声をもらす事」とか「獣等が低い声でうなる」といった意味の言葉として、使われているのです。
まとめ
口へんの横に申を付け足す事によって成立した呻は、音読みでしん、訓読みで、うめやうなと読む事が出来る漢字となっています。
更にうめくや声をのばす、うなる等という意味を所有する漢字として、用いられているのです。
ただし常用漢字には含まれていないため、雑誌や新聞、テレビ等のメディア関連では、ほとんど使用されない漢字となっています。
そのため日常生活の中で、この漢字を見掛けたり、利用する機会というのは限定されているのです。
以上の事からこの呻は、現代人にとっては馴染み深いとは言えない漢字の1つとなっています。
