この記事では、「穐」の読み方を分かりやすく説明していきます。
のぎへんに亀で「穐」の読み方
「穐」は音読みでは、「シュウ」と読みます。
また、訓読みで「アキ」、「トキ」と読みます。
「穐」の漢字の意味や解説
「穐」とは、「あき」、「陽暦の九月から十一月」、「とき」、「実り」などを表しています。
「穐」は「秋」の異体字で、他にも「?」、「龝」があります。
「穐」は「のぎへん」に「亀」と書きますが、「のぎへん」は漢字の偏の一つで、穀物の穂が垂れる様子を表しています。
元々は「粟(アワ)」の穂を意味していましたが、その後は「小麦(コムギ)」や「稲(イネ)」の穂も表すようになり、今では穀物の穂や茎の意味を持つようになりました。
そのため、「のぎへん」は穀物や農業に関することを表しています。
また、「亀」は音読みで「キ」、「キュウ」、「キン」、訓読みで「かめ」、「あかぎれ」と読んで、「かめ」、「かめの甲羅」、「あかぎれ」などを表しています。
「穐」の地名や名前での使われ方
・『穐山』【あきやま・かめやま・きやま】
・『穐里』【あきさと・あきざと】
・『穐田』【あきた・あきだ】
いずれも人名で用いられています。
まとめ
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。