しんにょうに尊と書く漢字には「遵」があります。
この記事では、「遵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
しんにょうに尊で「遵」の読み方
「遵」は音読みで「じゅん」や「しゅん」と読み、訓読みは「遵う」で「したがう」と読みます。
「したがう」は「従う」や「順う」と書くことが可能です。
「遵」の意味や解説
「遵」は規則や道理、法律などに従うことを示す言葉です。
規則や道理、法律などは行動を律する以外にも、手本とするものとして使われます。
「遵」はこのような規則やルールをしっかりと守ることを示す時に使います。
法律をしっかりと守って従うことを示す言葉には「遵法」があり、こちらは法律に逆らわないように行動する様を示す時にも使うことが可能です。
「遵法」の心がけを示す言葉には「遵法精神」があり、こちらは具体的な法律以外にもこれを支える道徳的な原理に基づいて行動する様を表します。
「遵」の熟語での使い方や使われ方
・『遵守』【じゅんしゅ】
「決定や言いつけ、法律などをしっかりと守ること」を表す言葉です。
「遵守」の類義語としては「厳守」があり、こちらは法律や約束などを厳しく守る時に使います。
・『遵奉』【じゅんぽう】
「法律や宗教の掟、教義を尊重して守ること」を表す言葉であり、教えに背かない様を示す時にも使います。
・『遵法』【じゅんぽう】
「法律に従って固く守ること」です。
こちらは一般市民から国に仕える官僚や公務員などが持つことが可能であり、特に警察や裁判官など法律を守るべき役割の人に求められます。
しっかりと法律を守る心がけを示す言葉には「遵守精神」があります。
「遵法」の同音異義語には「遵奉」がありますが、こちらは法律以外にも宗教の教義に対して使うことも可能です。
まとめ
「遵」は規則や法律、ルールなどをしっかりと守って従うことを示す言葉です。
