この記事では、「逸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
しんにょうに免で「逸」の読み方
逸は、音読みでいつやいちと読まれる漢字です。
更に訓読みでは、そやうしな、はやとかはぐ等の読み方が可能となっています。
「逸」の意味や解説
漢字表記を目にすれば理解出来る様に逸は、しんにょうの横に免を付け加える事で完成した漢字です。
そんな逸は、はしるやにげる、うしなうとかそれる、すぐれるといった様々な意味を持っています。
漢字検定では準2級であり、常用漢字に含まれている漢字であるため、日常生活においてもこの逸の漢字が使われるケースは決して珍しくはありません。
故に多くの人にとってはそれなりに馴染みがある漢字として、日常的に使用されているのです。
「逸」の熟語での使い方や使われ方
・『逸走』【いっそう】
「走って逃げる事」や「本来の道筋から逸れて走る」といった意味の言葉として利用されています。
・『後逸』【こういつ】
「野球等のプレー中にボールを捕り損ねて後ろに逸らしてしまう事」という意味を持つ言葉として使われているのです。
具体的には、三塁手が後逸した、といった使い方を見掛ける事が出来ます。
・『逸話』【いつわ】
「その人物に関して、世間では余り知られていない様な非常に興味深い話やエピソード」という意味で駆使される言葉です。
まとめ
しんにょうの右横に免の漢字を付け足す事によって成立した逸は、音読みでいつやいち、訓読みでそやはぐ、はにはや、はし等といった読み方が出来る漢字となっています。
にげるやはしる、世に知られていないとか、それる等の様々な意味合いを所有する漢字です。
しかも逸は、常用漢字の中に含まれているため、雑誌や新聞といったメディアでも利用可能な漢字となっています。
お陰で普段の生活の中でもこの漢字を見掛ける事は少なくないため、大半の人にとってはそれなりに馴染み深い漢字です。