この記事では、「with」と「together」の違いを分かりやすく説明していきます。
「with」とは?
「with」とは、「?と一緒に」を意味している英語の前置詞です。
一般的には「一緒に」の意味で使われることが多いですが、「with」は定義が複数あることから文脈によって意味が少し異なります。
例えば、「He made a phone call with his computer. (彼は自分のコンピュータを使って電話をかけました。)」のように「方法」を意味する「method」と同じような意味で使われることがあります。
また、「Are you with me? (私の話を理解していますか。)」のように「understanding(理解)」と同じ意味でも使います。
どれも「一緒に」から派生したことを頭に入れておくと文脈に応じた意味をおおよそ推測できるでしょう。
「together」とは?
「together」とは、「一緒に」を意味している英語の副詞です。
語源が「(ばらばらだったものを)まとめる」であることから、「一緒に」以外の意味を表すことも多くあります。
例えば、「get back together (よりを戻す)」、「put together (?を組み立てる)」は会話の中でもよく使われます。
このような場合は、「together」単独では使われず必ず動詞とともに使われます。
また、単独で「同時に」を意味する場合もあります。
他にも「together with」のように「with」が持つ意味を強調するために一緒に使われることもあります。
「with」と「together」の違い
「with」と「together」の違いを、分かりやすく解説します。
「with」は前置詞であるため後ろに目的語を伴いますが、「together」は副詞なので一語で使うことができます。
したがって、「together」は主語が複数のときにのみ使われます。
また、どちらもbe動詞の後に使うことができますが意味が異なります。
「I’ll be with you. 」が「私はあなたのそばにいます」という意味になるのに対し、「We are together. 」は「私たちは付き合っています」という意味になります。
「with」の例文
・『He hung out with his friends yesterday. 』
(彼は昨日友人と一緒に一緒に遊びました。)
・『He was with his family when a earthquake happened. 』
(彼は地震が起きたとき家族と一緒にいました。)
「together」の例文
・『We should definitely spend more time together. 』
(私たちは絶対にもっと一緒に時間を過ごすべきです。)
・『He and I camped near the lake together. 』
(彼と私は一緒にその湖の近くでキャンプをしました。)
まとめ
英語の「with」と「together」の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「with」と「together」の違いについて知りたいときは、この記事の説明をチェックしてみてください。