「suspect」と「doubt」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「doubt」と「suspect」の違い(difference)とは? 言葉の違い【英語2語】

“doubt”「ダウト」と読み、日本語の中でも時折見かける言葉です。

トランプにも「ダウト」というゲームがありますが、同じ意味です。

意味は「疑う」なのですが、同じ訳ができる英単語がもう1つあります。

この記事では、“doubt”“suspect”の違いを分かりやすく説明していきます。

「doubt」とは?

上述の通り「疑う」という意味の動詞です。

あるいは「疑い、疑惑」という名詞として使われることもあります。

“doubt”のポイントは、「(ある内容が嘘ではないかと)疑う」という点です。

「そうは思えない」という意味合いなので、“I don’t think ?”と書き換えられる場合もあります。

「doubt」の使い方

A. I doubt that he is twenty years old. (私は彼が20歳ということを疑っている)
B. He doubts if she will come here. (彼は彼女がここへ来るかどうか疑っている)
C. There is no doubt. (疑いの余地はない)
Aの文は「I don’t think that he is twenty years old. 」と言ってもほとんど同じ意味になります。

「that〜」の内容に対して疑いを持っている、ということです。

Bのように「doubt if(whether)〜」を使って「〜かどうか疑っている」という文もよく使われます。

そしてCの文が“doubt”が名詞として使われている例です。

基本的に不可算名詞ですが、具体的な場合は可算名詞として使われることもあります。

「suspect」とは?

「疑う」以外に「薄々気づく、感づく」という意味も持つ動詞です。

そのため、「(ある内容が本当ではないかと)疑う」という意味合いになり、“I think 〜”と書き換えることもできます。

更に、形容詞として「疑わしい」、名詞として「容疑者」のように様々な品詞で使うことができる単語です。

「suspect」の使い方

A. I suspect that he is twenty years old. (私は彼が20歳なのではないかと疑っている)
B. This document is suspect. (この書類は疑わしい)

C. The suspect run away. (容疑者が逃げた)

Aの文は「I think that he is twenty years old. 」と言ってもほとんど同じ意味になります。

「that 〜」の内容だろうと疑っているということです。

Bの文は形容詞、Cの文は名詞として“suspect”を使っている例です。

どの使い方も一般的なので、覚えておきましょう。

「doubt」と「suspect」の違い

どちらも「疑う」という意味で使われますが、使い方は反対です。

“doubt”「違うのではないか」“suspect”「こうではないか」という疑いです。

“don’t think”“think”の違いだと考えると分かりやすいでしょう。

まとめ

“doubt”“suspect”は、日本語にすると同じですが、使い方は反対です。

意味が変わってしまうため、違いをしっかり理解して使い分けていく必要があります。

形容詞、名詞としての使い方も合わせて押さえておくと安心です。

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