この記事では、「shop」と「store」の違いを分かりやすく説明していきます。
「shop」とは?
「shop」とは何か特定のカテゴリーに分類されるものだけを取り扱っているお店を指す言葉です。
取り扱っている商品が何であっても、そのカテゴリーに含まれる商品だけを取り扱って、他の商品はほとんど取り扱っていない、所謂専門店を「shop」と呼びます。
日本語で言えば本屋や靴屋、花屋などが「shop」です。
「shop」と呼ばれる店で扱っているものは各店によって様々ですが、どの店でも専門としているものがほとんどであり、それ以外のものを取り扱っているにしても、専門としているものの手入れをするための道具も少し取り扱っている程度しかありません。
様々な商品を取り扱わず、あえて取り扱う商品の種類を絞り、何かの専門店として営業しているお店が「shop」です。
「store」とは?
「store」とは様々な種類の商品を取り扱っているお店を指します。
Drug「store」のように特定の主力商品を販売することが経営上の第一目標となっているお店もありますが、何を売りたいかに関係なく、取り扱っている商品の種類が多いかどうかが「store」と呼ばれる基準です。
日本の「store」とつくお店を例に上げても、たとえばドラッグストアは薬だけでなく飲食料も取り扱っていますし、コンビニエンスストアも食料品だけでなく雑誌や日用品を販売しています。
特定のカテゴリー内で様々な商品を取り扱うのではなく、ジャンルからして違うような商品をいくつも取り扱うお店が「store」です。
大きな建物の中に、それぞれの商品を専門に取り扱うコーナーを設けているようなお店も「store」ですし、小さな店舗で少量ずつ様々な種類の商品を販売するお店も「store」になります。
「shop」と「store」の違い
「shop」と「store」の違いを、分かりやすく解説します。
特定の商品やサービスを提供することを専門にしているお店が「shop」で、様々なジャンルの商品やサービスを提供しているお店が「store」です。
「shop」では専門としている種類の商品を販売することが主目的であり、他の商品が置いてあっても、専門としている商品の補助をする物をついでに置いている程度しかありません。
しかし「store」は主力にしている商品はあっても専門にはしておらず、飲食物と医薬品のようにカテゴリからして違う商品を取り扱うことで、様々な需要を満たして客層を広げています。
まとめ
厳密に「shop」と「store」を比較すると店以外の意味やそこから由来する違い、使われる国による違いなどもあるのですが、専門店か百貨店かという違いと考えれば、大まかな両者の違いとしては十分です。
使い分けたい場合、何かの専門店なら「shop」、様々なジャンルの商品を取り扱っているなら「store」で表現しましょう。