この記事では、“cook”と“make”の違いを分かりやすく説明していきます。
「cook」とは?
“cook”の意味は以下の通りです。
1つ目は「料理を作る」という意味で、人が過熱して調理することを言います。
2つ目は「ごまかす」「操作する」という意味で、故意に事実を変えることを言います。
3つ目は「うまくいく、成功する」という意味で、俗語的な使い方です。
日常で使う時には「料理する」という意味が圧倒的に多くなります。
「cook」の使い方
“cook”は「料理する」「ごまかす」「うまくいく」という意味に使われます。
動詞として使われたり、名詞として「料理する人」という意味でも使われ、「コック」と日本語にもなっています。
「make」とは?
“make”には非常に数多くの意味がありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「物を作る」という意味で、材料を使って形あるものを作ることを言います。
2つ目は「物を準備したり、整えたりすること」という意味で、ベッドメイキングなど支度することを言います。
3つ目は「ある状態を引き起こす」「生じさせる」という意味で、あることをきっかけに違う状態になることを言います。
4つ目は「人に~をさせる」という意味で、強制的に何かをさせることを言います。
5つ目は「得る、儲ける」という意味で、お金を稼いだりチャンスを得ることを言います。
上記に共通するのは「ある状態を作り出す」という点です。
「make」の使い方
“make”は「形のある・なしに関わらず、物や状態を作り出すこと」に使われます。
「make/made/made」と不規則変化する動詞で、英語の試験によく出題されます。
基本的には「食べ物ではなく、物や状況を作り出すこと」に使われ、その点が“cook”とは違います。
日本人には使い勝手が良い単語で、「何かを作る」と言いたい時に幅広く使えます。
「cook」と「make」の違い
“cook”は“人が過熱して料理を作ること”です。
“make”は「形ある物や、ある状態を作り出すこと」です。
「cook」の例文
・『I can cook a dinner today. 』
(今日は夕飯作れますよ)
・『He cooks hamburger very well. 』
(彼はハンバーガーを上手に作る)
・『My mother is not good at cooking. 』
(私の母は料理が苦手です)
・『It seems he cooks a book. 』
(どうも彼は帳簿をごまかしているらしい)
「make」の例文
・『I woulk like to make a doll house. 』
(私はお人形の家を作りたいと思います)
・『This house is made of woods. 』
(この家は木造です)
・『I try hard to make a chance. 』
(私はチャンスをつかもうと必死に頑張っている)
・『She makes me happy all the time. 』
(彼女はいつでも私を幸せにしてくれる)
まとめ
今回は“cook”と“make”について紹介しました。
“cook”は「料理を作る」、“make”は「形あるものや状態を作る」と覚えておきましょう。