この記事では、“catch”と“capture”の違いを分かりやすく説明していきます。
「catch」とは?
“catch”には、6つの意味があります。
1つめは、人や物をつかまえるです。
つかまえるとは、離さないようにしっかりと押さえ持つ、逃げないように取り押さえるという意味があります。
たとえば、悪いことをして逃げようとしている人がいたとき、それを追いかけて悪いことをした人の腕を押さえることをつかまえるといいます。
魚をつかまえる、ボールをつかまえる、つまりボールをとらえるなどのことも意味します。
2つめは、人や打撃などが人をとたえるです。
人にあたることや、パンチをくらわすことなどを意味しています。
3つめは、人や物が衣服や体などをひっかけるです。
フックに服がひっかかってしまうなどのことをいいます。
これは、フックが服をつかまえたということもでき、そこからひっかけるという意味に広がります。
4つめは、人の感覚器官が音・光・においなどを感じとるです。
たとえばにおいの場合だと、におい分子を鼻という感覚期間がとらえたということができます。
5つめは、火がつく、発火するです。
屋根に火がつくことは、屋根が火をとらえたという見方ができます。
6つめは、災いや知らせが襲う、人の不意をつく、災いなどをこうむるです。
台風に見舞われる、風邪をひくなどのことをいいます。
「catch」の使い方
接触してつかまえるという意味や、そこから広がってひっかける、音・光・においなどを感じとる、火がつくなどの意味になります。
こういった接触してつかまえることについて使用をする言葉です。
「capture」とは?
“capture”には、5つの意味があります。
1つめは捕えるです。
逃げている人や動物をつかまえることを意味しています。
2つめは、カメラなどが事件や災害の場面をとらえるです。
テレビなどで防犯カメラがとらえた映像として、ある映像が紹介されることがあります。
たいてい、事件など滅多に起こらないものが紹介されます。
“capture”は、事件や災害など頻繁にはないことをカメラなどがとらえることをいいます。
3つめは、データなどをコンピューターに取り込むです。
保存する、キャプチャーするなどといいます。
4つめは、人の心をがっちりつかむです。
世界が注目するといった、心をがっちりつかむことです。
5つめは、勝利や票などを獲得するです。
「capture」の使い方
つかまえるという意味で使用をします。
犯人をつかまえる、事件の現場をつかまえる、票をつかまえるなど、なかなかつかまえられないものについていいます。
「catch」と「capture」の違い
つかまえるという意味が似ている2つの言葉ですが、同じ意味ではありません。
“catch”は接触してつかまえることで、そこから広がった意味で人にあたる、音を感じるなどの意味にもなります。
“capture”は、つかまえるのが難しい物や事をつかまえることを意味しています。
まとめ
つかまえるという点で意味が似ている2つの言葉ですが、何をつかまえるのか、どのようにつかまえるのかという点に違いがあります。