この記事では、“assure”と“ensure”の違いを分かりやすく説明していきます。
「assure」とは?
“assure”の主な意味は2つあります。
1つめは、断言するです。
断言とは、確信をもってはっきりということです。
信じて疑わずに、きっぱり言うことを意味しています。
たとえば、明日パーティーを開くことになったとします。
そのパーティーに友達を呼んでいるのですが、1人がくるのかどうかはっきりしていません。
そんなとき「○○さんは絶対に来るよ」という人がいました。
この人の発言は、断言しているといえます。
「来る」ときっぱり言い切っています。
もう一つの意味は約束するです。
約束とは、当事者間で決めた守るべきことです。
「明日、駅前で待ち合わせね」といったものが約束になります。
企業などと個人、企業と企業の間で交わされる約束は、保証ということがあります。
保証とは、大丈夫だと責任を持つことです。
たとえば、ある製品を販売する企業が、その製品は大丈夫だとはっきりと言っているとします。
そのことを「製品は保証されている」ということができます。
「assure」の使い方
動詞として使用をします。
もともとの意味は「確実にする」です。
断言するとは、確実であると言っている、と言い換えることができます。
約束するとは、ある物事を確実にしましょう、といっているようなものです。
“assure”は確実にするという意味から、断言する、約束するといった意味で使用をします。
「ensure」とは?
“ensure”の主な意味は2つあります。
1つめは、確実にするです。
確実とは、たしかで間違いがないさまです。
“ensure”が指す確実とは、物や事が必ず手に入るようにするといった意味合いになります。
「いい仕事を確保する」といったような、何かを確かに手に入れることをいいます。
もう一つの意味は、守るです。
危害や事故から人を守る、人が身を守るという意味になります。
人を守る、身を守るは、安全にすると言い換えることができます。
“ensure”は、交通事故から身を守る、安全を確保するなどを指しています。
「ensure」の使い方
動詞として使用をします。
確実にするという意味で用いられています。
何かが手に入るようにするという意味合いです。
「assure」と「ensure」の違い
どちらの言葉にも“sure”という語がついていて、意味が似ているように感じます。
「確実」という意味合いのある2つの言葉ですが、同じことを指しているのではありません。
“assure”は、はっきりと言うことや、取り決めて確かなものにすることを意味しています。
一方“ensure”は、確かに手に入るようにすることや、確かに身を守ることを意味しています。
何が「確実」なのかという点に違いがあります。
まとめ
「確実」という意味合いのある語ですが、それぞれの語が持つ意味合いは異なります。