黒色で塗られた門のことを「黒門」といいます。
重要な意味を持つとされる「黒門」ですが、風水的にどのような意味があるのでしょうか。
今回は、「黒門」の風水的な意味と活用する時に注意すべきことについて解説します。
「黒門」の風水での効果
「黒門」の風水における効果は「魔除け」「浄化」です。
神社仏閣によく見られる黒色の門は拡張高く神聖な存在だとみなされています。
風水的な力は極めて強く、上野の寛永寺や目黒不動など重要な神社仏閣の門に見られる様式として有名です。
黒は風水において非常に強い力を持つ色だとされています。
黒色はどんな色を混ぜても変化せず黒色のままであることから「不変」「永遠」といったように外からの影響を受けない絶対性を象徴します。
「黒門」は建物の内と外を隔てる境界として外部の影響を受けない力を持ち、悪意や敵意によってもたらされる悪い気を跳ね返す「魔除け」の役割を果たす設備です。
黒は格が高く特別な時にしか使わない正装の色でもあり、その高貴さで汚れや災いを消し去る「浄化」の効果も発揮します。
「黒門」の風水で気を付けるべきこと
「黒門」を風水で活用する場合は「格式」に注意が必要です。
「黒門」はただの入り口ではなく特別な力を持った風水的に重要な設備です。
「黒門」が力を発揮するには建物にもそれなりの格式が求められます。
城や寺など格式高い建物の門を「黒門」にすると強力な魔除けとして機能しますが、普通の家に「黒門」を設置しても効果が発揮されないどころか家相のバランスを乱し逆に運気を下げる恐れがあります。
威圧感で人を遠ざける可能性もあるので縁起がいいからと軽々しく設置するのはおすすめできませんすすめできません。
まとめ
風水は使い方次第で良い方向にも悪い方向にも作用します。
正しく使えば運気を大きく上げる効果を期待できますが、使い方を間違えれば幸運を招くどころか逆効果になってしまいます。
「黒門」を正しく理解して効果的に風水を活用してください。
