この記事では、「魅」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「魅」の正しい読み方は「み」と「び」、「もののけ」、「すだま」
「魅」という漢字は音読みだと「み」や「び」、訓読みだと「もののけ」や「すだま」と読みます。
「魅」は「もののけ」や「すだま」、「ばけもの」、「みいる」、「人の心を惑わしひきつける」という意味を含める漢字です。
「魅」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「魅」の部首は鬼部なので、そのまま「鬼」の音読みである「き」を当ててしまうケースが考えられるでしょう。
「魅」を使った熟語
ここからは「魅」を含める熟語を紹介していきます。
「魅力(みりょく)」
「魅力」は「人の心を惹き付けて、夢中にさせる力」という意味を表す熟語です。
「彼の魅力に惹かれてしまった」や「彼女の笑顔は魅力的だ」のように使われています。
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」
「魑魅魍魎」は「人に害を与える化け物の総称」、「私利私欲のために悪だくみをする者たちの例え」という意味を表す言葉です。
「魑魅」は山林の気から生じるとされる山の化け物のことであり、「魍魎」は山や川の気から生じるとされる水の化け物を意味しています。
「箱を開けると魑魅魍魎が飛び出した」や「政界には私腹を肥やそうとする魑魅魍魎たちが跋扈していた」のように使われています。
まとめ
「魅」は音読みだと「み」や「び」、訓読みだと「もののけ」や「すだま」と読む漢字でした。
「魅力」や「魅了」のように日常で頻繁に出てくる漢字なので読み方をしっかり覚えておくようにしましょう。