「養生テープ」と「クラフトテープ」の違いとは?分かりやすく解釈

「養生テープ」と「クラフトテープ」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「養生テープ」「クラフトテープ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「養生テープ」とは?

箱の中に荷物を入れた後、蓋を仮止めしておくとき使うのが「養生テープ」【ようじょうテープ】といいます。

商品を箱の中に入れたとき、支えるといった意味で一時的にテープを貼っておけば、ひとりでも隅を合わせてきれいに梱包できるのです。

また、一時的に箱へテープを貼るときや、剥がした際に表面まで剥がれ落ちないようきれいに取れるのもこのテープの便利なところになります。

床にシートを一時的に敷いたり、大事な客の家具にカバーして、壁や床に当たっても傷が付かないように使うわけです。

「クラフトテープ」とは?

手でも簡単に切りやすい紙で作られている梱包に使うものを「クラフトテープ」といいます。

裏には粘着できる強力な糊が付いていて、ダンボール箱やビニールといった袋の封をしっかり塞ぎたいときに使えるテープです。

例えば、ダンボールの中に重い米を入れたときも底が抜けないようにできる梱包に特化したテープであるため、食器や電化製品、靴、タイヤといった様々なものを入れてしっかり梱包した後発送したり、保管するときに使われています。

「養生テープ」と「クラフトテープ」の違い

「養生テープ」「クラフトテープ」の違いを、分かりやすく解説します。

梱包用の「クラフトテープ」よりも粘着力が落ちる特性を活かして、仮止めの際には箱を傷つけたり、家具を傷付けないよう剥がせるところが便利です。

そのため、引越し業者では緑色の何度も貼り直せる「養生テープ」を使い、建築業者は大事な床や壁を保護するため、シートを敷く際にずれないようテープを使います。

もう一方の「クラフトテープ」は強い粘着力があるので、一度箱に貼り付ければひとりでに簡単に剥がれません。

そのため、大事なものを入れて持ち歩いたり、乗り物に載せても壊れないよう衝撃から守りつつ移動しても箱の底が抜けてしまわず、安心して運べるのです。

色はベージュ系が多いためダンボールの色と一体化してきれいに貼れますし、間違って貼っても人の力では簡単に剥がせるので、箱へきれいにテープを貼り直せます。

まとめ

同じテープを指すものですが、シートや箱へ仮止めしたいときに使うのが「養生テープ」で、箱の梱包で使うのが「クラフトテープ」と使い分けるといいでしょう。

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