この記事では、「食習慣」と「」の違いを分かりやすく説明していきます。
「食習慣」とは?
食事の習慣のことです。
「食」には、食べること、食事、食べものという意味があります。
「習慣」は、何度もその事柄を行うことで、そうするのが決まりになったことという意味です。
たとえば、早食いをする、同じものばかりを食べる、甘いものを摂取するなどを、普段からそれをするのが決まりになったように行っていることが、この言葉が意味するものです。
習慣になっていると、自分ではそれをしていても違和感を覚えなくなってきます。
そのため、不健康な習慣を続けてしまいがちです。
食事に関して自分がどのような習慣を持っているのかを把握するためには、客観的にふりかってみることが大切です。
「食生活」とは?
生活の中で食べる方面に関することという意味です。
何を食べるのか、どれくらい食べるのかなど、食事に関する事柄をいいます。
人間は食べることで体を維持しています。
食べたもので体は作られており、食べることは健康に影響を与えます。
そのため、健康的に長生きをするためには「食生活」を整えることが大切です。
ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・糖質をバランスよくとる、主食・主菜・副菜をそろえるといったことが、健康を維持するうえで大切だとされています。
「食習慣」と「食生活」の違い
「食習慣」と「食生活」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも食事に関することです。
前者は習慣のことで、長い間その事柄を行うことで、それをするのが決まりになっていることをいいます。
いつもおやつを食べる、いつも早食いをするなどです。
後者は生活の中で食事に関することです。
それをするのが決まりになっているという意味ではなく、何を食べるのか、どれくらい食べるのかなどをいいます。
まとめ
どちらも食事に関係する言葉ですが、一方は習慣に関すること、もう一方は生活の中で食べる方面に関することで、意味が異なります。
