この記事では、「類は友を呼ぶ」と「似た者同士」の違いを分かりやすく説明していきます。
「類は友を呼ぶ」とは?
類は友を呼ぶは、るいはともをよぶと読むのが正解な言葉です。
更にこの言葉は古代中国で書かれた易経という本の中に登場する、類は友を以て集める、という言葉が由来となり、誕生したと言われています。
故に類は友を呼ぶは、気の合う者や似た性質の者が自然に寄り集まる、という意味を表すのです。
要するに、趣味や考えが似た者同士は気が合い、自然に集まるという意味の言葉として使われています。
「似た者同士」とは?
似た者同士は、にたものどうしと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、性格とか好みが似ている人達という意味の似た者の文字に、同じ仲間や同じ種類のものといった意味がある同士の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から似た者同士は、似ている人達という意味を示すのです。
つまりは似ていたり共通の好みや性質を持つ両人という意味に用いられる言葉となっています。
「類は友を呼ぶ」と「似た者同士」の違い
類は友を呼ぶと似た者同士の文字表記を比べてみると、全然違う文字が使われており、読み方も似てはいません。
所が表現する意味に似ている印象を受けなくもないので、混同する恐れはないとは言い切れません。
とはいえ表現する意味には違いがあるので、そこをきちんと抑えれば使い分けが可能です。
まず類は友を呼ぶは、気が合ったり似通った者は自然に集まるという意味を表します。
一方の似た者同士は、性格や好み等が似ている人達という意味を示すのです。
まとめ
2つの言葉は、使用している文字も読み方も似てはいない言葉同士となっています。
ただし表現する意味には似ている印象を受ける人も少なくないので、ごっちゃになる恐れはなくはないです。
ただし指し示す意味合いには相違点があるので、そこをしっかり把握する事できちんと使い分けが出来ます。
ちなみに類は友を呼ぶは、気が合ったり似通った者は自然と寄り集まるという意味に使われる言葉です。
対する似た者同士は、性質や好みが似ている両人という意味に用いられます。