ここでは「順次発送」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「順次発送」とは?
「順次発送」は、順番に発送するという意味で使われています。
具体的には「入荷し次第、順次発送しております」といったような使い方になり、この場合、その入荷があり次第、順番に発送していると言っています。
例えば、何かの商品の予約を受け付けて、その予約順に入荷し次第発送しているといった場合にそのように用いることができます。
この手の使い方がよく見られますが、「順次発送となっています」とだけ使った時にも、同様に何かの順番通りにそうしていると言っていることになり、入荷順や生産順といった場合がほとんどになります。
「順次発送」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「順次発送」は、先のような使い方がよく見られますが、「順次発送という訳ではありませんので〜」のような用い方をする場合もあります。
この時には、入荷順や生産順という訳ではないと言っており、従来からの会員が優先だといったような事情がある時に、そういった使い方をされることもあるという具合です。
「発送」とその手段が限定されているため、実際に封書や何かの物体を送るという時に用いられる表現で、メールを送ることに対してもそうと使えなくもありませんが、この表現においてはそれは対象にならないと考えていいでしょう。
「順次発送」を使った例文
・『大人気商品のため、メーカーよりこちらに入荷があり次第の順次発送という形になっております』
・『順次発送だと聞いているが、発売から1ヶ月経ってもまだ送られてこない』
「順次発送」の類語や言い替え
・『順次入荷』
何かがこの「順次入荷となっています」と使うと、その仕入先の都合によって順番で入荷がある状態だと言っています。
つまり、いつ入荷があるか分からず、それは仕入れ先次第だといういう意味になり、多くの場合でいつそれがあるのか分からないということです。
まとめ
「順次発送」は、何かの順番通りに発送するという使い方をする表現になります。
メーカーからの入荷があり次第、生産ができ次第といった場合がほとんどになり、そのように発送している、そのため少し待ってもらいたいなどといった用い方をされています。