ここでは「集合ください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「集合ください」とは?
「集合ください」は、集まって欲しいという意味で使われます。
このままではなく、頭に「ご」をつけて「ご集合ください」とした形で用いることがほとんどで、ただ「ご集合ください」と使うことはあまりなく、「時間になりましたら、こちらにご集合ください」といったような用い方をされています。
何かのイベントなどにおいて、「次の回の観覧参加希望者は時間までにブース前にご集合ください」のような使われ方も多く、「○○を持ってご集合ください」などと、その時に何かが必要だといった用い方をすることもできます。
「集合ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「集合ください」は、前述の「○○を持って〜」とした例のように、その際に必要になるものを一緒に伝えたり、「出発の時間に遅れないようにご集合ください」などと注意として用いられる場合も多いです。
何人かに集まって欲しいと伝えるための表現なので、多人数を相手に使うことになりますが、その人数を前にして口語で伝えるという用い方以外に、対象になる相手に個別にメールでこのように使っても構いません。
それほど丁寧な用い方ではないため、使う相手によっては「ご集合いただけますか」とした方が向いています。
「集合ください」を使った例文
・『入場は列を作っていただきますので、会場時間までに正面ゲート前までご集合ください』
・『この後の催しに参加する、しないに関わらず、一度○○までご集合ください』
「集合ください」の類語や言い替え
・『お集まりください』
こちらにしても同じ意味になりますが、「ご集合ください」の方がビジネス向けになり、または、少し堅い表現になります。
よって、ビジネスが絡む用い方になる場合には「ご集合ください」の方がよく、BtoCやあまり堅い表現を使いたくない場合にはこちらにするといった使い分けをするといいでしょう。
まとめ
「集合ください」は、どこかに集まって欲しいと考えて用いる表現です。
いつまでに、何かを持ってなどという使い方や、必ずそうして欲しいという注意としても用いられており、ほとんどの場合で「ご集合ください」の形で使うと覚えておいてください。