この記事では、「階段を降りる」と「階段を下りる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「階段を降りる」とは?
空間的や物理的に移動することを意味する「降りる」。
例えば、「バスを降りる」の場合、バスの中から外に移動することを意味します。
つまり、「階段を降りる」とは、階段という空間から別の場所に移動することを意味します。
多くの場合、「バスを降りる」や「エレベーターを降りる」などといった形で使用され、対義語は「乗る」になります。
つまり、その空間に入ることを「乗る」と言い、その空間から出ることを「降りる」と使用します。
「階段を下りる」とは?
高い場所から低い場所へと移動すること、低い場所に着くことを意味する「下りる」。
つまり、「階段を下りる」とは、階段を下ることを意味します。
「下りる」の対義語は「上る」です。
「階段を下りる」の対義語は「階段を上る」となります。
階段を上へと移動することを意味する言葉が対義語になります。
「階段を降りる」と「階段を下りる」の違い
基本的に階段を上から下に移動する行為に対して用いられる言葉は「階段を下りる」です。
そして、「階段を降りる」の場合は階段から離れることを意味します。
階段を下に移動し離れる際には「階段を降りる」を使用することになります。
以上のように、階段を上から下に移動する際には「階段を下りる」を使用し、階段から離れる際には「階段を降りる」といった形で使い分けることになります。
同じ意味として使用されることもありますが、実際には、このような違いが2つの言葉には存在します。
「階段を降りる」の例文
・『階段を降りて道なりに進みます』
・『階段を降りた先にお店があります』
「階段を下りる」の例文
・『階段を下りる途中で忘れ物に気付きました』
・『階段を下りている時に声をかけられ驚きました』
まとめ
以上、2つの言葉は、それぞれの漢字が持つ意味を踏まえ使い分ける必要があります。