きちんとした訳を知っていると、自信をもって発言できます。
「関心を持っており」の正しい使い方を見ていきましょう。
「関心を持っており」とは?
「関心を持つ」とは、ある物事に対して興味を抱くことをいいます。
気になっていること、惹かれること、近づいてみたいと思うことを指します。
「関心を持っており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
一緒に仕事をしてみたいと思える企業に、それとなくアプローチしたい時があります。
「関心を持っており」は気になっている気持ちを、ビジネス風に整えた言い回しです。
「以前から御社の環境事業に関心を持っており」と用いていきます。
例えば「以前から御社の事業が気になっていて」というより、落ちついた物腰に聞こえます。
一方で求職活動中に「御社に関心を持っており」というと、言い方によっては高飛車に聞こえてしまうことも。
その場しのぎの付け焼き刃のフレーズにも聞こえてしまうので「御社の海外事業の水道部門に強く惹かれたため」など具体的な言葉を取り入れつつ、言葉だけが先走りしないよう注意しておきましょう。
TPOに合わせて、言葉選びをおこなっていきましょう。
「関心を持っており」を使った例文
・『御社の宇宙産業に関心を持っており、お声がけいたしました』
・『御社の介護分野に強く関心を持っており、応募させていただきました』
「関心を持っており」の類語や言い替え
似ている言い方に「関心を寄せており」もあります。
「関心を寄せる」とは注意を向けることをいいます。
こちらも「気になって」より大人びた言い方なので、フォーマルな場で使いやすいです。
このほか言い替えの表現に「魅力を感じており」や「将来性を感じており」や「強く惹かれて」があります。
いずれも前向きな文を組み立てる際に用いられています。
例えば「御社の警備システムに魅力を感じて、お電話いたしました」と引用します。
まとめ
「関心を持っており」を解説しました。
色々な表現を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。