「門外漢」と「畑違い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「門外漢」と「畑違い」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「門外漢」「畑違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「門外漢」とは?

門外漢とは、ある物事について詳しい知識を持っていない人や専門外の人のことをいいます。

元々、門外漢は弟子入りさせてもらえない男性を指す言葉でした。

「門」は出入り口を表す言葉ですが、弟子となって教えを受けるところという意味もあります。

弟子入りすることを入門といったりもします。

門外は門の外にいるという意味なので、弟子入りできないことを表しています。

また、漢は男性を表す言葉です。

現代では門外漢というと、性別を問わず使われています。

「畑違い」とは?

畑違いとは、専門とする分野や領域が違うことをいいます。

「畑違いの仕事」といった使い方をします。

例えば、洋服などをデザインするファッションデザイナーから見ると、ジュエリーをデザインするジュエリーデザイナーは全く畑違いの仕事といえます。

何かをデザインするという共通点はあるものの、専門分野は異なっているからです。

「門外漢」と「畑違い」の違い

門外漢は専門外の人のことを指す言葉で、畑違いは専門とする分野や領域が違うことを表す言葉です。

門外漢は単にその分野の専門ではないという意味ですが、畑違いはその分野の専門ではないということに加えて他に専門とする分野があることを表しています。

「門外漢」の例文

・『門外漢で恐縮ですが、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか』
・『やはり医療の分野は門外漢なので、医師の指示に従うのが一番いいと思っています』
・『私はこの分野については門外漢なので、アドバイスできることはありません』

「畑違い」の例文

・『転職したいと思っていますが、畑違いの求人しかないので難しいかもしれません』
・『彼は畑違いの分野でも知ったかぶりをして口を出してきます』
・『畑違いの仕事を任されて困っていましたが、やってみると面白くて何とかなりそうです』

まとめ

門外漢も畑違いも専門外の人を指す言葉ですが、畑違いには別に専門分野があるというニュアンスが含まれています。

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