「醜悪」とは?対義語とは?連想する言葉から反対語も解釈

「醜悪」とは?対義語とは? 対義語

「醜悪」という言葉の対義語にはどんなものがあるのでしょうか。

今回は「醜悪」の対義語を紹介します。

「醜悪」の対義語

「醜悪」の対義語は「美麗」です。

「醜い」「悪い」の漢字を組み合わせ、「容姿や心、行いなどが醜く、卑劣できわめて不愉快であること」を示すのが「醜悪」という言葉です。

一方で「美麗」は、「美しい」「麗しい」の漢字を組み合わせており、「人の目にとまるほど美しくあでやかであるさま」を表します。

不快なほど醜いのが「醜悪」、誰かの目に留まるほど美しいのが「美麗」であり、両者は対義語の関係です。

「醜悪」を連想する対義語(反対語)

「醜悪」の対義語は「美麗」ですが、「醜悪」は見た目だけでなく心や言動などの醜さも表すのに対し、「美麗」は見た目の美しさを表すことが多いです。

「醜悪」の反対語にはほかにどんなものがあるのか、以下にいくつか紹介します。

「温厚篤実」

穏やかな性質であることを表す「温厚」と、まじめであるということを表す「篤実」を合わせた四字熟語で、あたたかく穏やかでまじめで優しい人のことを表す言葉です。

性格が悪い人のことを「醜悪」と表現する場合、この言葉が反対語といえるでしょう。

似た言葉に「温柔敦厚」「気立てのよい」などがあります。

「奥ゆかしい」

「奥ゆかしい」とは、「表面には表れない深い部分に美しさがあること」「外見や言動に深みや品性があり、魅力的であること」を表す言葉です。

もともとは「奥」+「ゆかし(行きたい)」で、奥に行きたいほど心惹かれるということからこのような意味で使われるようになりました。

不愉快なほどに醜いことを表す「醜悪」とは反対の意味を持ちます。

「風光明媚」

「風光明媚」とは、山や川など、自然の景色がすばらしく美しいことを表す言葉です。

自然の景色、風景を表す「風光」と、景色が清らかで美しいことを表す「明媚」が合わさり、四字熟語となっています。

これまでに挙げてきた言葉は人に対して使われることが多いですが、「風光明媚」は自然の景色に使われる言葉です。

まとめ

今回は「醜悪」の対義語について解説しました。

「醜悪」の反対の意味である美しいことを表す言葉は複数あるので、ぜひ使い分けてみてください。

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