ここでは「遅くなります」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「遅くなります」とは?
「遅くなります」は、何かが遅くなると伝えるために用います。
色々な使い方があり、決まった時間やタイミングなどからそうなると、「仕事が押してしまったので、待ち合わせの時間より少し遅くなります」と用いたり、そうなることがあるかも知れないという意味で、「場合によっては多少到着が遅くなります」と使うといった具合です。
そうなってしまう理由を添えて、「応募が遅くなりますと、こちらからの発送も遅くなります。
よって、お早めにご応募ください」のように使うことも多い表現です。
「遅くなります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「遅くなります」は、そうなると言い切っている表現のため、そうなるかも知れないと用いる時には、先のようにそんな場合には、と添えて使う必要があります。
少し形を変えて、「遅くなるかも知れません」とすると、「今日はちょっと遅くなるかも知れません」などと、特に理由などを添えずにそうなるかも知れない(なるとは言い切っていない)と用いることができます。
また、「遅くなりました」とすると、そうなってしまったという報告のための表現になり、実際にそうなってしまった時に使う形になります。
「遅くなります」を使った例文
・『電車が遅延しておりますので、到着が予定より20分ほど遅くなります』
・『これから来る予定の荷物を受け取ってから出たいので、出発が少し遅くなります』
「遅くなります」の類語や言い替え
・『遅くなりそうです』
この形にすると、そうなるとは言い切っていませんが、そうなる可能性が高いという表現になります。
そのように伝えたい場合に用いますが、こう使われた側は、実質的に「遅くなります」と言われているのと同じだと考える必要があります。
それは、相手からこのように使われて、遅くならないといったことはまずないからです。
まとめ
「遅くなります」は、遅くなると伝えるために使われています。
そう言い切っているので、使われた側はそうなるのだと考えておく必要があり、どれくらいそうなると用いたり、そうなるかも知れないと使うことや、このような時にはそうなるといった用い方もできる表現です。
