ここでは「遅くなりましたが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「遅くなりましたが」とは?
「遅くなりましたが」は、何かが予定より遅れてしまった、という意味で使われます。
例えば、15時には何とかすると言った件に対し、その時間を30分過ぎてしまった時に、「30分ほど遅くなりましたが、たった今完成しました」などと用います。
これは時間が決まっていた場合の例になりますが、明確なそれがなくとも、このように使う側が自分で思っていたより遅くなったと思えば使うことができます。
こちらの例としては、すぐに行くと言ったものの、何らかの事情から10分くらい経った後になってしまったといったような場合が該当します。
「遅くなりましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「遅くなりましたが」は、先のように、決められていた日付、時間より遅くなった、または感覚的にそうなってしまったと思った時に用いる表現です。
このように使う側が遅れてしまった、と使うことになるので、そのお詫びとなる文言も併せて用いることが多いです。
「大変申し訳ありません。
予定より遅くなりましたが、本日発送いたしました」といったような使い方がそれになり、語尾の「が」をとって、「大変遅くなりました。
今から発送いたします」のように使うことも多く、こちらの場合も用いる側が遅くなったという意味で用います。
「遅くなりましたが」を使った例文
・『大変遅くなりましたが、これからメールに添付して送付いたします』
・『予定より遅くなりましたが、その分いいものが作れたと思っています』
「遅くなりましたが」の類語や言い替え
・『遅ればせながら』
こちらも同様に、「遅くなりましたが」という解釈で使われている表現です。
よって、言い替えに用いることができますが、少し堅い使い方になります。
また、とっくにその日付や時間を過ぎていますが、という意味でも用いられているため、そのようなニュアンスにしたい時にはこの表現を使うといいでしょう。
まとめ
「遅くなりましたが」は、予定より遅くなった、または感覚的にそうなったと思うといった時に用いる表現になります。
この後者の場合は使う側がそう感じた時にこのように用いることができ、遅れたことへのお詫びとなる文言と一緒に使われる場合が多く見られます。
