「連絡を失念しておりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「連絡を失念しておりました」とは? ビジネス用語

ここでは「連絡を失念しておりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「連絡を失念しておりました」とは?

「連絡を失念しておりました」は、何かの連絡を忘れていたという意味になります。

「○○様への連絡を失念しておりました」とすると、その人に連絡するのを忘れていたと言っており、「定時連絡を失念しておりました」のように使った時には、決まった時間にする連絡を忘れていたという使い方になります。

「失念」は、忘れたという意味で用いられており、それを堅くした言葉になりますが、ニュアンスとしてうっかりして忘れたと解釈されるので、そういった場合に向いている表現です。

「連絡を失念しておりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「連絡を失念しておりました」は、(うっかりして)何かの連絡を忘れていたという意味で使われます。

そのため、ほぼ全ての場合で悪い意味で用いられることになり、ビジネスシーンでも使われる表現ですが、このように用いる時には「申し訳ありません」などと、そのお詫びになる表現と一緒に使うことが多いです。

「うっかりして連絡を失念しておりました」と、ニュアンスとして含まれている「うっかり」とつけて使っても構わず、「失念」という言葉としては、「ずっと失念しておりました」といったように用いた時には、そのニュアンスが入らない使い方になります。

「連絡を失念しておりました」を使った例文

・『16時に○○様にするはずだった連絡を失念しておりました』
・『明日の予定を伝えないといけないはずでしたが、うっかりしてその連絡を失念しておりました』

「連絡を失念しておりました」の類語や言い替え

・『連絡を忘失しておりました』
この「忘失」も、忘れたという意味になる言葉です。

ただし、「書類を忘失してしまいました」などという用い方に向いているため、連絡や記憶した内容といった対象にはあまり向いていません。

よって、このように使っても間違いにはなりませんが、連絡することを、と用いる時には「失念」の方が合っています。

まとめ

「連絡を失念しておりました」は、何かの連絡をするのを忘れていたという意味で用いられています。

うっかりとしていて忘れてしまったというニュアンスになる使い方で、それを丁寧に伝えるために用いる表現になります。

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