間違った解釈をしていると、大恥をかいてしまうもの。
「連携を取る」の正しい使い方と例文、類語を見ていきましょう。
「連携を取る」とは?
連携を取るは「れんけいをとる」と読みます。
「連携」とは頻繁に連絡を取り合って、ミッションを達成することをいいます。
またこの場合の「取る」はコミュニケーションを取ること、つまり意思疎通を行うことを表現しています。
ある目的のために協力すること、小まめに連絡を取り合って難しい課題に挑戦することが「連携を取る」にあたります。
好ましい体制をあらわす、プラスの表現といえるでしょう。
「連携を取る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
手を携えて一緒に何かをする時に使うのが「連携を取る」です。
個人と団体どちらにも使えますが、組織や集団である事柄をおこなう際に用いることが多いです。
関係機関と協力しながら事業を進めていく時、そして関係部署や社外機関に協力してもらう時に用いていきましょう。
一方で「連携を取る」はライバル企業など、目的が異なる相手には使えない表現です。
友好関係にある者同士に使われるので、ニュアンスの差を覚えておきましょう。
「連携を取る」を使った例文や文章
・『他部署と連携を取りながら、進めてください』
・『連携を取るよう、関係先に指示を出しました』
「連携を取る」の類語や言い替え
似ている言い方に「連絡を取る」があります。
この場合の連絡とは、スマホで電話をかけること、タブレットやパソコンでメールやメッセージを送ることをいいます。
会話ややり取りを行うことを指していますが「協力する」というニュアンスが含まれていないので、注意しておきましょう。
このほか言い替えの表現に「協力する」や「助け合いながら」そして「コミュニケーションを図りながら」があります。
まとめ
「連携を取る」を解説しました。
気になる表現を正しく学んで、できる社会人を目指してください。
