「送付」と「添付」の違いとは?分かりやすく解釈

「送付」と「添付」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「送付」「添付」の違いを分かりやすく説明していきます。

「送付」とは?

「送付」は、送ることの表現です。

「後日、書類で送付します」と使うと、書類にして後から送ると言っていることになり、「送付した中にあるはず」とした時には、送った中にそれがあるはずと表現しています。

書類などの紙類だけでなく、物を対象にして使うこともできる言葉で、「あの荷物は、もう送付しました」といったように使っても問題ありません。

尚、電子的なものには使わない表現で、メールやFAXで送るという時にはこちらではなく、「送信」という言葉を使います。

「添付」とは?

「添付」は、何かに付けるという意味になる言葉で、その元となるものが存在しないと使うことができません。

よって、「その書類に添付された写真を見ると~」などと使う言葉で、その写真が書類に付いていることが分かります。

ネットユーザーには「添付ファイル」という使い方で有名な言葉となっており、メールの本文に付いたファイルのことなのは言うまでもないでしょう。

「送付」と「添付」の違い

「送付」「添付」の違いを、分かりやすく解説します。

「送付」は、送るという行為全般に使うことができる表現で、ビジネス向けの言葉です。

物理的に存在する対象に用いられ、電子的なものに使うことはできません。

「添付」は、元の対象があって、それに付けるという意味で使う言葉です。

こちらはメールなどの電子的な対象にも使うことができ、先の「添付ファイル」は、そのいい例になります。

尚、荷物に一緒に入れておくという時にはこの「添付」ではなく、「同梱」とするべきで、主に書類に何かを付けるという使い方になる言葉です。

まとめ

「送付」「添付」は、このような言葉です。

「送付」は、ビジネス向けの言葉の為、一般には「送る」とそのまま使う方が堅い表現になりません。

「添付」の方は、使うシーンは特に問われない言葉だと考えて構いません。

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