会社を辞めることが決まったら、ふさわしい文を作成しておきたいものです。
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」の正しい使い方を見ていきましょう。
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」とは?
この場合の「退職までに」とは、実際に会社を辞めるまでの時間を指します。
また「しっかりと」は入念におこなう意味があります。
「引き継ぎを行いますので」とは、次の担当者にバトンタッチすることをいいます。
そのため「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」は「御社にご迷惑をおかけすることのないよう、入念に引き継ぎをいたしますので」という訳があります。
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社を辞することになったら、引き継ぎ業務も入念にしておきたいもの。
とくに重要な取引先の方であれば、相手のご迷惑にならないようスムーズに退社のご連絡と手続きをおこなっておきましょう。
またこのような文を送る時は、社内で調整をおこない、自分の後任を決めておくことも大切です。
何も決まらないまま社外の方にお伝えすると、かえって不安を大きくさせるので気を付けておきましょう。
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」を使った例文
・『退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので、ご安心いただければと存じます』
・『退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので、どうぞご心配なくお願いいたします』
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」の類語や言い替え
似ている言葉に「弊社の〇〇が新担当を務めさせていただきます」があります。
後任の担当者をご紹介する時のあいさつ文になります。
言い替えに「万全の体制を整えておりますので」があります。
まとめ
「退職までにしっかりと引き継ぎを行いますので」を解説しました。
色々な言葉を学んでいると、適切に日々の業務に取り組めるようになります。
敬語力を向上させて、新生活に羽ばたきましょう。