「返礼」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「返礼」の花言葉を持つ花とは? 花言葉

「返礼」とは他者からの礼に対し礼を返すこと、またはその時に使う品物のことをいいます。

よってこの花言葉を持つ花は相手のギフトに対するお返し、あるいはお返しの品に添える花として良いでしょう。

「いつもごひいきにして下さりありがとうございます」という意味でお店に飾ったり、いつもお世話になっている方に贈ったりといった用途にも良いです。

「返礼」の花言葉を持つ花

「返礼」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。

「ハナミズキ」

ハナミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木です。

アメリカヤマボウシとも呼ばれます。

樹高が5〜10mとちょうど良い、花にも果実にも観賞価値がある、樹形が自然に整いやすいなど強みが多いので、庭木や公園樹、街路樹などとして非常に人気です。

東京都建設局のデータによれば、街路樹として都内全体で最も多く植えられている木でもあります(令和4年4月1日現在。

イチョウ、サクラ類がそれに次ぐ)。

また後述の理由から、日米親善の象徴としても親しまれています。

花言葉は「返礼」「私の想いを受けとめてください」「永続性」「華やかな恋」など。

「返礼」の花言葉は1912年に日本からアメリカにソメイヨシノ(サクラ)が贈られたことに対し、1915年にアメリカから日本にハナミズキが贈られたことからきています。

これは尾崎行雄東京市長や紀行作家のシドモア氏、タフト大統領夫人など多くの方々の尽力によって実現したもので、その時に贈られたハナミズキの原木は現在、東京都立園芸高等学校に残っているそうです。

またこの出来事から100年後の2012年には、米国政府や日米交流財団が設立した官民パートナーシップ「友好の木―ハナミズキ・イニシアチブ」が日本に3,000本ものハナミズキを贈っています。

これらは代々木公園(東京都)やいくとぴあ食花(新潟県)、福東トモダチ公園(東京都)、三重大学(三重県)など全国各地に植樹されました。

「返礼」と似た花言葉を持つ花

例えば「感謝」という花言葉を持つ花が似たように使えるでしょう。

そのような花としてはピンクのバラ、白いダリア、赤いカーネーション、トルコキキョウなどが挙げられます。

これらはお花屋さんで入手しやすい、ギフトとしてとてもポピュラーな花なので返礼にこちらを選ぶのも良いでしょう。

まとめ

「返礼」という花言葉を持つ花はハナミズキです。

街路樹として非常にポピュラーな木であるほか日米親善の象徴でもあり、「返礼」の花言葉は日本がアメリカにソメイヨシノを贈ったのに対し、アメリカが日本にハナミズキを贈ったことからきています。

また2012年には3,000本ものハナミズキがアメリカから日本に贈られており、それは代々木公園など全国各地に植樹されました。

タイトルとURLをコピーしました