ここでは「近づいてきました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「近づいてきました」とは?
「近づいてきました」は、日時的なそのタイミングが迫っているという使い方と、どこかの地点や何かの物体などとの距離が縮まってきているという2つの意味で用いられる表現です。
前者では「そろそろ締め切りの日が近付いてきました」のような使い方がよく見られ、後者の方は「そろそろ目的地が近づいてきました」などと用いられます。
どちらも大きな意味としては一緒で、対象が迫ってくる、それに迫っているといった解釈になり、口語、文章は問わない表現なので、そのどちらでもそれぞれの意味に従った色々な使い方をされています。
「近づいてきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「近づいてきました」は、語尾に「が」や「ので」とつけて用いることも多いです。
そのような形にして、「提出期限が近づいてきましたが、その準備はできていますか」といったように使ったり、「そろそろ台風が近づいてきましたので、早めの対策や避難が必要です」などと用いるという具合です。
文章で表記する時には「近付いて〜」としても構いませんが、「近づいて〜」の方が読みやすい場合が多いので、ビジネス文章であっても無理にそちらにすることはありません。
「近づいてきました」を使った例文
・『長い電車での旅でしたが、やっと目的の駅が近づいてきました』
・『明日の開催が近づいてきましたが、もう全ての準備は整っています』
「近づいてきました」の類語や言い替え
・『近づいています』
この語尾を「います」とした形で使っても、ほとんど同じ意味になります。
これらは言い回しが異なるだけの同義の表現だと考えてよく、「〜きましたが」や「〜きましたので」と用いることができる点も一緒で、この方が前後の文脈に合うと思った時にはこのように使うといいでしょう。
まとめ
「近づいてきました」は、ある決まっている日付や時間、または距離的なものが迫っているという意味になります。
口語、文章のどちらでも使うことができ、「近付いて〜」と表記しても構いませんが、無理にそのように漢字にして見た目を堅くすることはなく、そのまま使われる例の方が多く見られます。