「辞退させていただきたく」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「辞退させていただきたく」とは? ビジネス用語

この記事では「辞退させていただきたく」について解説をします。

「辞退させていただきたく」とは?意味

断りたい、という意味です。

「辞退」には、勧められた事柄を遠慮して断ること、自分の地位や権利などを遠慮して捨てることという意味があります。

いったん受けた権利などを自分にはふさわしくないとして取り消すこともいいます。

「させていただき」は、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手に敬意を表します。

「たく」は話し手の希望を表す語です。

「辞退させていただきたく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、依頼などに応じないときに用います。

内定の連絡を受けたことで説明をします。

企業から内定の連絡をもらったならば、就職希望者は内定を受けるのか、断るのか連絡をする必要があります。

受ける・受けないは、就職希望者が決めることができます。

せっかく内定を受けましたが、他の企業からも内定を受けているのでそちらにしたい、家庭の事情があって内定を断らなければならない、といったこともあるでしょう。

どのような理由にしろ、断るならば連絡が必要です。

その断る言葉として用います。

「ありがたいお話ですが」「せっかくですが」などこの言葉の前にあると、相手への気遣いを感じられます。

企業側は、内定を断られたら別の人を探す必要があるので、早く連絡を欲しいと思っています。

そのため、1週間以内に返事をすることが望ましいです。

すぐに返事ができないときは、考えたいので時間が欲しいことを伝えておきましょう。

「辞退させていただきたく」を使った例文

・『辞退させていただきたく存じます』

「辞退させていただきたく」の返答や返信

ある事柄を断っています。

相手の希望を受け入れられるならば、「わかりました」の意を伝えます。

理由を知らされていない場合、どうして断るのか気になると思います。

個人的なことを深く尋ねるのは望ましくありませんが、理由を知らされていないならば尋ねてみるとよいでしょう。

どうしても依頼などを受けて欲しいときは、もう一度お願いをしてみてください。

まとめ

この言葉は、勧められた事柄や依頼などを断るときに用いるものです。

断られる側は嫌な思いをするかもしれないので、相手の気持ちに配慮をした伝え方をしましょう。

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