「身をもって知る」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

「身をもって知る」とは? 言葉の意味

体や身体の部位などを使った表現は、そのわかりやすさから多く存在しており、「身をもって知る」もその1つと言えるでしょう。

今回はこのフレーズについて学んでみましょう。

「身をもって知る」とは?

「身をもって」は漢字も使うと「身を以て」となります。

「身を持って」ではないので注意しましょう。

直訳すると「自分の身体で」となり、この意味でも使われますが、そこから転じて「自分の体験として」「自分自身で」という意味での使用が一般的です。

また「やっとのことで」という使われ方をすることもありますが、それほど目にする機会はないでしょう。

以上のことから、「身をもって知る」とは、「自分自身の経験や体験によって直接知る」という意味のフレーズになります。

「身をもって知る」の使い方や使われ方、使うときの注意点

単なる知識として知っているのではなく、自分自身の体験として知るという意味で、「知っている」ことの重みを伝える意図があります。

例えば、「健康のありがたみは、入院して身をもって知ることとなりました」のような事例が考えられます。

他にも、「勉強の必要性は、社会人になってから身をもって知る」のような形も考えられるでしょう。

傾向としては、「教訓」として伝えたい場合に多く用いられるフレーズと言えます。

「身をもって知る」を使った例文や文章

それでは、上記以外に考えられる使用例を挙げてみましょう。

・『身をもって知ることは重要です』
・『ことわざの意味を身をもって知る』

「身をもって知る」の類語や言い換え

「自分自身の体験として知る」という意味ですので、実体験として感じるという意味の「実感する」が類語としてまず挙げられます。

他にも、「体得」「たいとく」が、体験を通して自分の知識や技術とするという意味がありますので、これを用いて「体得する」でも言い換えとして成立するでしょう。

まとめ

「身をもって知る」とは、自分の体験や経験として知識や感想または感覚を得たり、あるいは自分の体験や経験によって考え方を確立するという意味のフレーズです。

体験や経験したことの重みから発生する深い理解や教訓を伝える意図が含まれます。

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