ここでは「身の引き締まる思い」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「身の引き締まる思い」とは?
「身の引き締まる思い」は、大切な役目や立場を任された時、または新しい環境に身を置くことになるといった時に用いる表現です。
それに対して緊張感をもって、今まで以上に気を引き締めたいという意味になり、「このような大役を仰せつかるとは、身の引き締まる思いです」のような用い方になります。
その役目や立場を全うするために気合を入れるという解釈にもなり、そのような気持ちでそれに取り掛かりますと伝えるために使うので、その役目などを与えられた相手に対して用いられることが多いです。
「身の引き締まる思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「身の引き締まる思い」は、先のようにそういった役目などを任せられた時に用いる意志表明になります。
先に、そのように伝えられた相手に対して使うことが多いと書きましたが、その他の相手にも「この度、チームリーダーを任されました○○です。
このような役目を任されまして、大変身の引き締まる思いです」のように使うことができます。
この場合にも、これからそういう立場で何かを行うと伝えると共に、気を引き締めていくといった表明になる用い方で、この表現は口語、文章のどちらでも問題なく使うことができます。
「身の引き締まる思い」を使った例文
・『現場主任という立場を任されるにあたり、とても身の引き締まる思いです』
・『来週から新しい職場に赴任するので、身の引き締まる思いでいます』
「身の引き締まる思い」の類語や言い替え
・『心機一転』
少し解釈は異なりますが、新たな気持ちで、という意味になり、上の例文の2つ目のような使い方に向いています。
そちらをこの表現で言い替えると、「〜赴任するので、心機一転頑張りたいと思います」のように用いることができ、一緒に「心機一転、身の引き締まる思いです」といったような使い方をしても構いません。
まとめ
「身の引き締まる思い」は、何かに対して緊張感をもって臨みたいという意志の表明になる表現です。
気合を入れてそうしたいという解釈にもなり、大切な役目や立場を任されたような場合や、新しい環境に身を置くことになった時によく使われています。