「謹んでお知らせ申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「謹んでお知らせ申し上げます」とは? ビジネス用語

「謹んでお知らせ申し上げます」とは?

相手に何かを知らせる時に使用するフレーズで、とてもかしこまった表現になります。

「謹む」には恭しい態度でかしこまって接するという意味があり、「謹んで」は相手に対して敬意を表しています。

また、「お知らせ申し上げます」も知らせることをへりくだって表現しており、より一層かしこまっている状態です。

「謹んでお知らせ申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「謹んでお知らせ申し上げます」は、何か重大なお知らせがある場合に使用するフレーズです。

気軽に伝えたい情報がある際などには使用しません。

社内での通達を知らせる場合や訃報を知らせる場合などによく使われています。

かしこまった表現なので、日常会話などではあまり使われることはないようです。

「謹んでお知らせ申し上げます」を使った例文

・『通夜、告別式が執り行われますので、謹んでお知らせ申し上げます』
・『〇〇課の〇〇様がご逝去されました。謹んでお知らせ申し上げます』
・『人事異動について謹んでお知らせ申し上げます』

「謹んでお知らせ申し上げます」の類語や言い替え

「お知らせ申し上げます」は、「お知らせいたします」に言い替えることができます。

「申し上げます」「いたします」も敬語表現なので、相手に対する敬意に大きな差はありません。

ただし、「申し上げます」の方が「いたします」よりも丁寧な印象があり、フォーマルな場では「申し上げます」を使うことが多いです。

「申し上げます」の方が格式ばっていて、「いたします」の方がやわらかく感じる人もいます。

また、「謹んでご案内申し上げます」という類語もあります。

「お知らせ」「ご案内」は大きな違いはないように感じますが、「ご案内」は結婚式など晴れやかな場に使われるフレーズになります。

訃報を伝える場合には、「お知らせ申し上げます」を使用します。

まとめ

「謹んでお知らせ申し上げます」は、何か大切なことを伝えたい時に使用するフレーズです。

相手に対する敬意が込められています。

社内での通達や訃報を伝える際などによく使われています。

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