本記事では、「行った」の言い換え語を解説します。
「行った」とは?どんな言葉
ある人が出かけたこと、目的地に向けて旅立ったことをあらわします。
「行く」が変化したもので「もう行った」のように使います。
敬語としてのニュアンスがない、ベーシックな日本語といえるでしょう。
ビジネスでも使える「行った」の言い換えのお勧め
ここでは「行った」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お出かけになりました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
社長や役員級の人が、会議のため出かけていることがあります。
ストレートに「社長が打ち合わせに行った」というと教養のない人と思われてしまうので、微調整はしておきたいもの。
「社長がお出かけになりました」や「昼過ぎに、お出かけになりました」と使ってみましょう。
秘書の方も自信をもって使える、上品な日本語に変わります。
「席を外しています」
◆ 使い方やニュアンスの違い
社外の方から「〇〇さんはいらっしゃいますか」と電話がかかってくることがあります。
社内会議に出ている際など、不在になっている場合は「ただいま席を外しております」と断りを入れます。
たとえ自分の上司であっても、社外の方に敬語をつかうのは違和感があるので、こちらの日本語も覚えておきましょう。
「外出しております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらも社外の方に対する、応答文です。
「ただいま外出しております。
15時頃戻る予定ですが、もしよろしければご伝言を承りましょうか」のように続けていきます。
なめらかな日本語になっています。
「行った」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「行った」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「出かけました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
シンプルにその人が、いないことを示しています。
所在を尋ねられて「30分くらい前に、出かけました」のように使います。
「出張に行きました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
部長や係長が出張で、すでに出かけた時に使います。
こちらも社内で用いる、気さくな日本語です。
「青森に出張に行きました。
戻りは明後日になっています」のように、電話のやり取りなどで使います。
「打ち合わせの予定で、出かけました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらも内情を知っている人同士で使います。
具体的なスケジュールが分かっている場合には、そのことを添えて伝えておきましょう。
まとめ
「行った」について解説しました。
さらに丁寧な表現も学んでおき、色々な人と明るいコミュニケーションを取ってください。